『音』
(Sound)

2010年/AVIファイル/パート・カラー/サイレント/上映時間:35秒

<一般公開>
2010年:Fifth floor lounge in Bunka Gakuin
2010年:The 5th Beijing Independent Film Festival


Animation,photography,edit: Hiroshi Harada


2000年頃に描きためた動画に、追加作画をして完成させた。
音と印象の支配の関係を、ペンのクロス・ハッチングや
筆のタッチなどで描き表したもの。
「永」は永字八法の意。
100円ショップのパッドの画用紙や、文具店で売っている
パイロット・プチ(耐水性のある水性サインペン)などを使用した。
常に前情報無い白紙の状態で映像や音を
感じて欲しいと考えている。
ただ、それとは別に、例えばロットリングやペンなどで
細い線を重ねていく快感のような物がある。
それはいったい何に由来しているのだろうか。
私は原始の点と実線のみを用いた絵文字(数字)に
関連しているように思えてならない。
冒頭の点、線、結縄文字の時代から現代まで
自由にイメージを飛ばせてみた。















(c)2010 Hiroshi Harada


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