『誰もいない夏』
(The summer when there is nobody)


1985年/8mm/カラー・スタンダード/テープ・トーキー/上演時間:約5分

<一般公開>
2004年:Shibuya Uplink factory


Photography,edit,music: Hiroshi Harada

Monologue: Yumi Hoshikawa



幼児期より無人の幻想風景に何故か強く魅かれて来た。
特にコンクリートでできた人工的な建築物にはエロスを感じる。

強い日差しが照りつける真夏。
誰もいない白昼の郊外、コンクリートの建築物、埠頭の倉庫地区。
都内近郊各所にロケに出掛けた。

無機質な感じを出すために、台詞も、見ず知らぬ遠方の人に依頼し
送られてきたカセットテープの声をサウンドトラックに入れてみた。

純粋に自分のためだけに作った映画は、一般の人が観て面白いとは思えない。
そういう理由からアップリンク・ファクトリーで上映した時は、
映像と音響をマルチにした。



(※スチルはコピーチューブを使わず、撮影現場に携帯した
35mmを使って、本編と同アングルで撮影してある)





















































(c)1985 Hiroshi Harada


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